• 078-592-0116
  • 〒651-1132 兵庫県神戸市北区南五葉2丁目1-1 リーフ・ファイブ2F
menu

診療案内

アトピー性皮膚炎

当院では、抗アレルギー剤の内服と、ステロイド外用薬を使って、アトピー性皮膚炎の治療をします。

診療の際に、患者さまの生活の中に症状を悪化させている原因が隠れていないか、しっかり確認しています。睡眠不足や食生活などの生活習慣が症状を悪化させていることや、患者さまが何の疑いもなく使っている保湿剤や入浴剤にかぶれていることがあります。このような増悪因子について、患者さまご自身は気づいていないことがほとんどです。

当院では、患者さまが少しでも症状を改善できるよう、色々とご質問させていただいております。

また、当院の院長は、自身もアトピー性皮膚炎を患っていることから、違った観点からのアドバイスもしています。

たとえば、患者さまの中には、石鹸を使わないほうが良いと思っている方や、身体はそっと洗ったほうが良いと思っている方がいます。力強くゴシゴシ洗う必要はありませんが、石鹸で洗うほうが身体は痒くなりづらいと考えています。

 

湿疹・手湿疹

手湿疹は、手への刺激が原因で起こります。極論、手を使わなければ改善します。しかし、現実的には不可能です。料理中や掃除中は、できるだけゴム製の手袋をして手を保護しましょう。コップを一つ洗うだけという場合でも、手袋をするのが望ましいです。

顔の湿疹は、季節の変わり目や、汗をかいたとき、乾燥したときも悪くなりますが、原因が分からない場合も多々あります。特に女性の場合、化粧品かぶれが原因になっていることがありますので、注意が必要です。この場合は、かぶれている化粧品の使用を中止すれば、改善できます。

ニキビ

ニキビの治療に外用薬とビタミン薬の内服を用いています。症状がひどい方は、初めのうちに抗生物質を使うことがあります。

近年は外用薬の進歩で、多くの患者さまは塗り薬だけで症状が改善します。従来、ニキビ治療に使われている抗菌薬以外に、毛穴に角質が詰まるのを防ぐ外用薬を使うことで、ニキビを改善することができます。ただ、一時的な副作用として、肌が荒れることもあります。これは、保湿しながら薬を使うことで軽減できます。

思春期の方から大人の方まで、ニキビに悩まれている方が多くいらっしゃいます。私たちの目標は、ニキビに悩まれている方が、治療を続けていくうちにニキビが改善し、表情が明るくなっていくことです。ニキビに悩まれている方は、ぜひご相談ください。

 

水虫・爪水虫

当院は、水虫の診療を顕微鏡での真菌検査から始めます。検査で真菌が見つかれば、塗り薬や、内服の抗真菌薬で治療します。ただ、皮膚の水虫の多くは、塗り薬で改善します。内服薬は、人によっては副作用が出る場合もあるので、当院では、皮膚の水虫はできるだけ塗り薬で治療するようにしています。

爪水虫は、外用薬が効きにくく、内服薬が必要な場合もございます。若い方には内服薬をお勧めしますが、ご年配の方は、薬の副作用が出た場合深刻な状況に陥る危険性があります。したがって、ご年配の方は、基本的には外用薬のみで治療しています。近年では、爪に効くような外用薬もありますので、治療の選択肢は広がっています。

水虫は感染症です。水虫の患者さまは、これまで家庭内で足ふきマットやタオルを別々にされるなど、様々な肩身の狭い思いをしてきたと思います。1日でも早く症状を改善させて、制約から解き放たれ、心地良い生活を手に入れましょう。